マルチ商法は友達もお金もなくす
 


 マルチ商法(連鎖販売取引)とは、

次の4つの要件にすべて該当するような商法のことです


@ 物品を販売する事業であること
 
  鍋や洗剤、布団、健康食品などだけでなく、サービス(役務)の提供も対象です。

A 商品の再販売業者を勧誘すること

  委託販売や販売の斡旋も対象です。
 
 一般の消費者を次から次へと業者のように仕立て、鎖の様に繋がっていくので、

 マルチ商法のことを連鎖販売と呼ぶ。

B 特定の利益が得られるとして勧誘すること

  上位のランクに上がれば、新加入者が入会時に支払う金額の一部を受け取れると

  いうことを条件として、勧誘することです。

C 加入時に2万円以上の負担をさせること

  名目は何であっても、同じことです。

 尚、マルチ商法の加入者は、販売利益よりも新規会員の勧誘による

 リベート獲得に力を注ぎます。

 マルチ商法は、20日以内ならクーリング・オフが出来ます。

 しかし、Cの負担金が2万円以下というように、4つの要件の1つが欠けるため、

 マルチ商法の規定が適用されない場合もあります。(これをマルチまがい商法という。)

 この場合には、クーリング・オフ期間は一般の訪問販売と同じで8日間です。

 尚、マルチ商法の恐ろしさは「被害者」が、

 次の段階では「加害者」に代わってしまうことです。

 また、被害者の多くは、友達という事場を切り札に使われ、仕方なく加入しています。

 しかし、「そんな安っぽい友情なら、なくなった方がマシだ」と断固否定する方が、

 真の友情ではないでしょうか。