カードはいつの手元に!
 


キャッシュレス時代の落とし穴

 キャッシュカードやクレジットカードを1枚も持っていないという人は、

まずいないだろう。

しかし、その便利さとは裏腹に、カード犯罪総合対策委員会によると、

クレジットカードの不正使用の被害総額は三百八億円だそうです。

特に、偽造カードの被害が百四十億円超にも上っています。

また、最近では、落としたり、盗まれたカードだけではなく、カードのデータを

作るスキミングの被害もあります。

 もちろん、この偽造カードを使用して、他人の口座から現金を引き出したり、

買い物をしたりすれば,窃盗罪、電磁的記録不正作出罪、同共用罪に問われます。

しかし、カードの偽造は、それ自体罪に問えないのです。

 偽造カードを使った場合、カード所有者が負う責任の範囲は、

クレジットカードと銀行のキャッシュカードでは異なります。

一般的に、クレジットカードには盗難保険が付いていて、

被害届の提出から60日前以降の被害は、その保健で処理されるのが普通です。

しかし、銀行のキャッシュカードは原則保健が付いてませんので、

届出の被害については所有者の責任になるケースがほとんどです。

 いずれにしても、カードの保管は厳重にすることです。