風俗店街に侵入・・・!?
〜奇妙なネーミングに隠された罠〜
毎日ジメジメしてイヤな季節です。
イライラします。
湿気があって、連日のように雨が降って、暑い。
時には涼しくなるが、そういう日にかぎって薄着をしていて風邪をひきそうになります。
早く、真夏の太陽に出てきてもらいたいものです。
そうなったらなったで文句を云いそうですが(笑)。
で、夏の海を思い描いていたんです。
ジリジリと照りつける太陽の中、水着で歩くギャルたち・・・。
小麦色の肌、打ち寄せる波の涼しげな音、
ビールをゴクゴク、と飲みほす爽快感。
たまりません。
ここ、静岡のとある町に、ちょっと変わった海水浴場がある、というじゃありませんか。
さっそく行ってみなした。
海のない街をひたすら歩き、暑さで半ばショートしかけた頭で探してみると、
こんな看板が・・・。
「貝酔欲情」
妙に感心したのはわたくしだけでしょうか?
一字も漏らさず、全て卑猥な言葉です。ダジャレとかではないのです。
このネーミング、文字を見ただけでどんな店か分かる気がします。
そそります。
「パイ」とか「ピュッ」とかに頼りがちな風俗店も、
ぜひ見習ってほしいものです。
入ってみるとヌード劇場。
暗めの照明のなか目に入ったのは、裸になったおばちゃん。
おばちゃんじゃねーか!バカヤロー!
確かにおばちゃんです、暗くたって分かります。
その様は、さびしいです、わびしいです。
つげ義春の「ねじ式」を彷彿とさせるそのシーンに、
わたくしはうなだれて店を出ました。
振り返ることなんか、ありませんでした。
打ちひしがれて歩いているわたくしに、またしてもこんな看板を見つけました。
SPY GIRL
この看板、おもしろくも何ともありません。
ただ、わたくしが探偵、彼女はスパイ、と、ただそれだけです。
探偵とスパイは似ているようで違う。違うようで似ている職業です。
このお店はスタッフ募集中だそうです。
秘密厳守
特殊内定調査
明朗会計
スタイル抜群
水着審査あり
こんな感じでしょうか?
SPY GIRL 夏娘
ここにも夏娘がおりました。
どんなプレイが待っているのか、ドキドキして入ってみましたが・・・
普通のヘルスじゃねーか!コノヤロー!
・・・って、結局普通に風俗行っただけじゃん!!